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EMSパートナーとしてお客様の設計を形に。

会社情報

Message代表メッセージ

株式会社 村元⼯作所
代表取締役社⻑
村元 陽⼀

弊社は1935年に神⼾市で創業し、以来80有余年の⻑きに渡り、今⽇まで多くのお客様のご⽀援をいただいてまいりました。
創業者である村元伊太郎の精神と教えを受け継ぎ、常にお客様の⽴場で「ものづくり」を考え、社員⼀丸となって新しい分野に挑戦し続けてまいりました。
多くのお客様のご指導のもと、⾦属部品のプレス加⼯から始まり、⾦型製造・樹脂加⼯・基板実装・外装・組⽴をこなし、様々な製品の製造・加⼯に取り組むことで、今⽇の村元グループへと成⻑することができました。
1987年には初の海外進出を⾏い、タイ現地法⼈を設⽴いたしました。市況の変化に機敏に対応し、お客様のご要望に着実にお応えしながら、現在は東南アジアを中⼼に6か国のネットワークを有しています。

そんな中、近年は世界の情勢が⼤きく様変わりしております。世界的な気候変動の影響、ビジネスと⼈権への取り組みなど、多⾯的な課題に対する企業の社会的責任が求められる時代です。
弊社としましては、「環境」「安全」「⼈権」「情報セキュリティ」を4つの主軸として取り組んでおります。
まず「環境」に関しては、エネルギー使⽤量の削減活動や太陽光発電の活⽤を進めており、タイ⼯場では2023年から再⽣エネルギー100%に切り換え、I-RECも取得いたしました。
「安全」「情報セキュリティ」に関しては、⼯場環境と仕組みの継続的な改善に取り組んでおります。
また「⼈権」に関しては最新版のRBA基準に準拠した活動を推進しております。

これからも、村元グループの⼒を結集し、ものづくりのみならず、ESGにおいてもお客様に安⼼していただける企業を⽬指し活動してまいります。引き続きご⽀援、ご指導の程よろしくお願いいたします。

1935

神⼾市兵庫区にて創業

1935年(昭和10年)神⼾市兵庫区で個⼈企業としてその産声を上げました。
当時の社⻑村元伊太郎は⾦型に対して強い興味を抱き、常に「⾦型は材料が命である」と⾔って、当時珍しいスウェーデン鋼の鋼で⾦型を作っておりました。

1944

神⼾市垂⽔区に移転

1947

アイスキャンディー型の⽣産開始

戦中、戦後の苦難を乗り越え、現在につながるものづくりを開始しました。お客様の⽴場で技術・品質を追求する姿勢は、創業時からこれまでずっと変わりません。

1950

絞りのスピーカーの⽣産開始

当時、アルミ削り出しのスピーカーから絞りのスピーカーに変わりつつあり、このスピーカーを⽣産したことからラジオや通信機器、現在まで続く⾞載製品の⽣産へとお仕事が広がるきっかけとなりました。

1954

通信機器⽤アルミケースの⽣産開始

1957

NHKモニター⽤スピーカーの⽣産開始

1958

有限会社に改組

1961

ブラウン管TVの電⼦銃の⽣産開始

ブラウン管TVが家庭に広がり始めた1961年、村元⼯作所では電⼦銃の⽣産を開始。
三種の神器にも数えられたTVの普及を、村元は部品作りという形で陰から⽀え、⾼度経済成⻑期において豊かになりゆく⼈々の暮らしに貢献しました。

1963

カーステレオメカ(カセット)の⽣産開始

1965

株式会社に改組

1965

キッチンスケール(ASSY)の⽣産開始

1966

ブラウン管TV⽤部品(メタルシェル⽅式)の⽣産開始

1970

ビデオ⽤シャーシの⽣産開始

村元のカセットデッキを⾒たお客様から録⾳機のシャーシのお仕事の話をいただき⽣産を開始しました。それはラジカセ、ビデオのシャーシへと続き、その後の数⼗年に及ぶビデオカセット時代を⽀えるとともに村元の事業が拡⼤する基礎となりました。

1980

⻄神⼯場(現⻄神第1⼯場/神⼾市⻄区)が完成

1983

ビデオデッキメカの⽣産開始

1987

タイ現地法人(略称METCO)設立

1987年、村元初の海外現地法人METCOの竣工式に村元伊太郎が送った祝辞の最後の一文は「従業員をくれぐれも大事にするように」でした。それを聞いた来賓者が「ムラモトではそんなに従業員のことを考えているのか」と感銘された場面がありました

1989

成形事業を開始

シャーシに樹脂のピンを立てるアウトサート品から成形事業を開始しました。

1990

フィリピン現地法人(略称MAPLE) 設立

カセットからCDへの移行期、新しい音楽再生機であるCDデッキ開発にお客様が注力する一方、村元ではカセットデッキの開発や生産を請け負いました。
その一環として村元グループ2か国目であるフィリピンに進出しました。

1990

シンガポール現地法人(略称MAP) 設立

1990

タイ現地法人(略称METCO)2工場が完成

1992

基板実装を開始

カセットデッキの生産のため基板実装を開始しました

1993

フィリピン現地法人(略称MPT、現MAPLE2) 設立

1994

ビデオデッキシャーシ生産世界シェア40%達成

1994

家電マグネトロン用プレス部品の生産開始

1995

タイ現地法人(略称SIMA) 設立

1995

インドネシア現地法人(略称MEI) 設立

1996

マレーシア現地法人(略称MTM) 設立

1998

プリンターメカの生産開始

MEIで紙送り装置の生産からプリンターの事業がスタート。お客様の生産拡大に合わせて村元でも事業領域を拡大し、完成品の組み立てから化粧箱の封入まで村元で対応する事業へと成長しました。

1999

車載用MDデッキメカの生産開始

1999

アメリ力現地法人(略称MUI)設立

2000

車載用インダッシュ6枚CDチェンジャーの生産開始

家電部品の生産が中心だったMETCOで初めて車載用製品の生産を開始しました。移管金型のメンテナンスから品質改善に取り組み、お客様のご指導を受けながら、一つずつ問題を解決。車載用部品の生産工場として大きく飛躍しました。

2002

車載用DVDデッキメカの生産開始

2002

温度ヒューズの生産開始

2002

ATM用ビルカセットの生産開始

2002

合弁会社として中国(天津)現地法人(略称MTEC)設立

2003

プラズマTV用バックカバーの生産開始

2004

車載用インダッシュ6枚CDチェンジャーの生産世界シェア60%達成

2004

塗装・印刷事業を開始

外装品も含んだユニット品の受注をきっかけに、塗装・印刷事業を開始しました。色味や艶などこれまでにはない外観要求に苦労しながら経験を積み、今では民生機器、車載機器分野にて「外観もできる村元」として多くのお客様に喜ばれております。

2005

チェコ現地法人(略称MME)設立

欧州拠点であるMMEを設立しました。当時は日本で生産したものを欧州へ送っておりましたが、お客様からの欧州向けの部品は現地で生産をしてほしいというリクエストを受け、チェコへ進出いたしました。

2005

中国大連現地法人(略称DME)設立

2005

タイ現地法人(略称METCO)3工場完成

2006

メキシコ現地法人(略称MMM)設立

2007

アメリ力現地法人(略称MSX)設立

2007

メキシコ現地法人(略称MSM)設立

2009

フィリピン現地法人MAPLE とMPTを合併

2009

中国大連現地法人(略称DME)解散

2009

TVバックライトの組立開始

2011

タイにて大洪水が発生

タイ北部から発生した洪水によりお客様の工場が被災。幸い当社METCO、SIMAでの被害がなく、被災したお客様の工場で生産していた事業を急遽移管をしてMETCO、SIMAで生産支援を行いました。その対応が評価され、特別貢献賞をいただきました。

2011

車載用カメラの生産開始

2012

車載用リモートキーの生産開始

お客様からコストダウンを目的に海外生産をしたいとのご相談を受け、お客様としても初めての海外移管を村元に託していただきました。立ち上げの際には苦労しましたが、お客様のご協力のもと生産体制を構築し、現在では開発段階からお手伝いさせていただける事業に成長いたしました。

2013

カーナビゲーションパネルの生産開始

カーナビゲーションパネル生産プロジェクトに開発初期から参画、最終ユーザーとのDRへの参加、量産設計を担うなど、ものづくりパートナーとして新たな一歩を踏み出しました。

2014

資本構成の変更により中国(天津)現地法人(略称MTEC)を関連会社に変更

2015

創業80周年

2017

タイ現地法人(METCO)設立30周年

2018

距離センサー組立開始

2019

市販AVナビ完成品の生産開始

MAPLEにて市販AVナビ完成品の生産をスタートしました。お客様の工場に村元の技術員が出向、生産ラインの自主立ち上げを学び、以前から取り組んでいた生産設備の自動化や検査設備などの設備の製造力がより強化されました。

2019

補聴器の生産開始

2019

アメリ力現地法人(略称MSX)解散

2019

メキシコ現地法人(略称MSM)解散

2020

新型コロナウィルス感染症パンデミックが発生

世界各地でロックダウンによる工場の稼働停止や消費者の急激な需要の変化がありましたが、お客様と密に協力し、急激な生産変動に対応しました。また、村元グループ間でも海外進出30年以上の経験を活かし、本社を中心に各工場で連携をして乗り切りました。

2020

医療用真空吸引器ライナーの生産開始

医療用真空吸引器ライナーを生産するため、SIMAで医療機器製造許可及び、医療機器-品質マネジメントシステム(ISO13485)の認可を取得しました。新たな分野への参入となりました。

2023

マレーシア現地法人(略称MTM) 解散

株式会社 村元工作所